自分の市区町村の統計で学ぶ箱ひげ図
都道府県と項目を選ぶと、その都道府県の全市区町村の実際の数値(人口・小学校数・中学校数など)で箱ひげ図と四分位数を描きます。自分の市区町村が都道府県の中でどこにあるかに印を付け、別の都道府県と並べて比べられます。数値の入力も表計算ソフトも要りません。中学 2 年の「データの活用」で使えます。
都道府県を選ぶと、その都道府県の全市区町村の値で箱ひげ図を描きます。
授業の問い
- 箱ひげ図の箱(第 1 四分位数から第 3 四分位数まで)には、市区町村のおよそ何割が入っているでしょう。「全市区町村の値」で数えて確かめましょう。
- 自分の市区町村は、都道府県の中で大きい側と小さい側のどちらにありますか。比べる都道府県を選んで並べると、箱の位置と長さ(四分位範囲)はどう違いますか。箱が小さく見えるときは、大きな値の市区町村が軸を広げています。どこか探しましょう。
- 「人口 1 万人あたりの小学校数」がとくに小さい、またはとくに大きい市区町村はどこでしょう。人口の少なさ・学校の統廃合など、理由を考えましょう。
小学校と中学校の数・人数には、義務教育学校(小中一貫の学校)の数と、前期課程(1〜6 年)・後期課程(7〜9 年)の人数を足しています。
割る数が 0 の市区町村(例: 中学校が 0 校の村の「1 校あたりの中学校生徒数」)は値を「—」にして、図と表に入れません。割られる数が 0 のとき(例: 中学校が 0 校の村の「人口 1 万人あたりの中学校数」)は、本当の 0 として図に入れます。中学校が 1 校あって生徒が 0 人の村(例: 長野県の王滝村)は、1 校あたりの中学校生徒数が 0.0 人になります。
四分位数は中学校の教科書と同じ求め方です(小さい順に並べて中央値で前半と後半に分け、個数が奇数のときは中央値をどちらにも入れない。前半の中央値が第 1 四分位数、後半の中央値が第 3 四分位数)。表計算ソフトの QUARTILE 関数とは値が違うことがあります。政令指定都市は区に分けず、市全体で 1 つです(東京都の特別区は 1 区ずつ)。
出典: 独立行政法人統計センター「教育用標準データセット SSDSE-A-2026」を加工して作成(SSDSE の解説(統計センター))